ローランド・ケルツ氏のTwitterで知ったのですが、小川洋子氏の『密やかな結晶』がAmazon Studiosで映像化されるのですね!しかも監督は、マーガレット・アトウッド原作のドラマ『ハンドメイズ・テイル』のリード・モラーノ氏で、脚本は『エターナル・サンシャイン』『マルコヴッチの穴』などなどのチャーリー・カウフマン氏!
『密やかな結晶』が1997年に出版されて、25年後の2019年に英語に翻訳されて、同年の全米図書賞の翻訳小説部門の最終候補となり、今年は国際ブッカー賞の最終選考の1冊となり、そして映像化。著者と作品の力はもちろんですが、翻訳やブックデザインなどさまざまな要素も影響するのかなと思うと、なんだか興奮します!なので今日はふたたび日本語、英語の2冊を愛でたいと思います。
『ハンドメイズ・テイル』のディストピア世界は観るのが辛い時もありましたが、視聴後エピソードの断片が現実の世界と重なることもあって、私はすごく影響を受けた作品でした。そういう意味でも楽しみ。