透明水彩のおすすめレッスン本 “The Joy of Watercolor: 40 Happy Lessons for Painting the World Around You”

The Joy of Watercolor: 40 Happy Lessons for Painting the World Around You

以前、イラストレーターEmma Block氏によるガッシュ(不透明水彩)のレッスン本について書きましたが、こちらの透明水彩のレッスン本も大好きです。来年は水彩画を始めたいな、と思っているかたにおすすめしたいです。

Emma Block氏はロンドン在住のイラストレーターさんで、私はInstagramで作品を拝見して以来、ファンになりました。本や雑誌の挿絵や、2冊のレッスン本の出版、リアル/オンラインのレッスンなどで活躍されています。

Emma Block氏のwebサイト

この “The Joy of Watercolor: 40 Happy Lessons for Painting the World Around You” は、エマさんのレッスン本第1作目で、透明水彩のレッスンが40点以上掲載されています。 英語の本ですが、作例を見ながら自分の手を動かすレッスンなので、文章をそんなに読まなくても進められると思います。

私は週1回2,3時間程度を水彩画の時間にして、40レッスンすべて体験しました。本に載っている課題を全部完了するって、飽き性の私には滅多に無いことですが、作品が全部好みだったので続けられた気がします。

Instagramで #thejoyofwatercolor タグを見ると、世界中でレッスンを楽しんでいる人の作品を見られるので、楽しいです。

ちなみに、こちらの水彩本 “The Joy of Watercolor” はハードカバー、ガッシュ本 “Get Started with Gouache” はソフトカバーです。私が本として好きなのはこちらの水彩本です。本として愛らしい感じがします。

透明水彩は、ガッシュよりも絵の具の選択肢が多く、そのぶん逆に何を選べばよいか迷う気もします。レッスンの前に画材についてのアドバイスも書いてあります。私は下記の絵の具と水彩紙を使いました。

透明水彩絵の具

私は手持ちの絵の具を使いましたが、もう少し色数の多いセットを持っていたら「思い描く色が作れない…」という挫折感を回避できたかもしれません。

ウィンザー&ニュートン コットマン ハーフパン12色水筆付き

このウィンザー&ニュートンの絵の具は、以前島野真希先生のモダンカリグラフィーのレッスンに通っていた時に、授業でもらった絵の具です。他にもホルベインのを持っていたので、作りたい色によって混ぜて使ってました。

ホルベイン 透明水彩絵具 12色セット W401 5ml(2号) 003401

水彩紙(画用紙)

300gくらいの厚めのコットン紙で、側面を糊付けされている紙だと仕上がりがいい感じになっておすすめです。先述のモダンカリグラフィーレッスンで「初心者ほどよい絵の具、よい紙を使ったほうがよい」と教えてもらいましたが、その通りだと思います。

アルシュ 水彩紙 パッド 300g/m2 細目ファン 23X31cm 12枚 (39531010)

アルシュがとても気に入っていたのですが、以前アメリカのAmazon.comで買った時より価格が上がっている気がして、途中からウォーターフォードの紙を使っていました。こちらもよかったです。

ホルベイン ウォーターフォード水彩紙 ブロック 中紙300g(中厚口) 中目 ホワイト 12枚とじ 270-931 EHB-SM

英語

The Joy of Watercolor: 40 Happy Lessons for Painting the World Around You

The Joy of Watercolor: 40 Happy Lessons for Painting the World Around You

ハードカバー

Emma Block

2018.08.07