韓国の作品を読むのはまだ2回目で、全然詳しくないのですが、現代の韓国の作家の作品は自分を重ねやすいというか、今同じ時代を生きている感じがして親近感を抱きます。ごく自然に日本が出てくるのも嬉しかったり。
本屋さんで韓国文学を目にすることがとても増えましたよね。作者の名前を見なくても「これは韓国文学っぽい」と表紙でわかることが多いように思います。どれも似通っているというわけではなくて、違うのだけど絵や文字に今の空気がするから。
日本語版の装丁・装画は鈴木千佳子氏。チョン・セラン氏の『保健室のアン・ウニョン先生』も鈴木千佳子氏の装丁・装画で、やわらかな色合いが美しいですよね。原書である韓国語の本の表紙もかわいいので、並べて愛でるのが楽しい。
『保健室のアン・ウニョン先生』の韓国語版は日本のAmazonで探せなかったので、こちらのKorean Literature Nowのページで愛でられます。