全米オープンとウエスタン&サザンオープンでの大坂なおみ選手、素晴らしかった。2年前の全米オープンで優勝した時の姿も思い出されて、あの時から素敵だったけど、今の彼女の変化もその行動も、とても尊敬しています。
彼女が数ヶ月前に、「もうシャイでいることをやめる」といったツイートをしていたことがあって、それに対して「そのままでいいし、変わりたいと思ったらそうするのもいい」という言葉と共に、スーザン・ケイン氏 “Quiet” という本をおすすめしている人がいました。
その時気になって検索していたのですが、日本語版が複数出てきたところで、あれ、どれが翻訳版?とわからなくなって放置していたので、ここに並べてみました。
2013年に翻訳版が単行本で出た時は『内向型人間の時代 社会を変える静かな人の力』というタイトルで、今年出た新書版では『内向型人間が無理せず幸せになる唯一の方法』と変えているようでした。今年に入ってこの本をとりあげているweb記事を読んだことがありましたが、新書が出るタイミングだったのかもしれません。単行本タイトルのほうが、原題に近いですよね。
表紙の印象も、単行本はこれが翻訳版だとすぐにわかりました。新書版は新書のフォーマットがあるのだと思いますが、推薦者のメンタリストDaiGo氏がとっても目立つような。
私が一番好きなのは、余白が多い英語のペーパーバック版です。でも原書タイトルのフォント選びと「Q」の使い方で、私はまず「疑問のQ」の印象を持ってしまうので、「Quiet」部分についてはサンセリフの日本語単行本のほうが好きです。
こういった心理学カテゴリーの本の表紙について、ぼんやりと思っていることがあるので、今後も愛でていきたいと思います。
英語
Quiet: The Power of Introverts in a World That Can't Stop Talking
ペーパーバック
Susan Cain
2013.01.03
英語
Quiet: The Power of Introverts in a World That Can't Stop Talking
ハードカバー
Susan Cain
pub. Crown
2012.01.24