児童文学の名作をアナ・ボンド氏のイラストで愛でる

先日の『小公女』のハードカバー英語版に少々驚きまして、今日は大好きなアナ・ボンド氏のイラストが表紙になったPuffin in Bloomシリーズを愛でたいと思います。（『小公女』もあります！）

Puffin in Bloomは、2014年にリリースされた名作児童文学シリーズで、『小公女』、『不思議の国のアリス』、『若草物語』、『ハイジ』、『赤毛のアン』の5作品が出版されています。カバーイラストはすべてフロリダ在住のアナ・ボンド氏の作品です。

私はこの本を知るまでアナ・ボンド氏を知らなかったのですが、オンライン書店Book Depository で『不思議の国のアリス』の表紙を見かけて以来、アナ・ボンド氏の作品が大好きに。私にとってアリスといえばジョン・テニエル氏だけれど、新しい描き手の作品を見るのも楽しい。

Puffin in Bloomのシリーズはすべて、それぞれの作品の個性はありつつ、シリーズとしての統一感もありますよね。表紙のスペースを余すことなく、草花とタイトルがバランスよく配置されている点、グリーティングカードを数多く手がけるアナ・ボンド氏ならではの作品だと思います。

アナ・ボンド氏は、Rifle Paper Coという会社を立ち上げて、ご自身のイラストのグリーティングカードやステーショナリーなど、多数の商品を展開されています。私はここ4,5年ずっとRifle Paper Coのカレンダーだし、カードやファブリックをちょこちょこ手に入れていますが、年々手がける商品が増えていて、ビジネスセンスもすごいです。日本のAmazonでも購入できるアイテムがありますね。