世界で最も「貧しい」と表現されることにどうしても違和感があるけれど、ホセ・ムヒカ元大統領が政界引退されるのですね。
2014年に出版されたこの絵本は、中川学氏のイラストがあったかくて素敵です。
ムヒカ元大統領について思いめぐらすのが今月2回目で、1回目はTBSラジオ『たまむすび』の映画評論コーナーで町山智浩氏が言及されていました。ドキュメンタリー映画『なぜ君は総理大臣になれないのか』で小川議員がお揚げをおいしそうにいただくシーンがあって。。というお話から、現在公開中のドキュメンタリー映画『ムヒカ 世界でいちばん貧しい大統領から日本人へ』を紹介されています。もう音声が探せなかったのですが、好きな回だし書き起こしされているサイトがあったので、こちらリンクです。
町山智浩『ムヒカ 世界でいちばん貧しい大統領から日本人へ』を語る
ホセ・ムヒカ元大統領は、政治家としての信念から少ない金額での生活を選んでいて、それは国政に関わる人の姿勢として遠い他国の特別なものだろうか。。と思うと自分の国について考えさせられました。
ドキュメンタリー映画は、過去にエミール・クストリッツァ監督の作品があるけれど、現在公開中のは日本人の田部井 一真氏が監督されているのですね。絵本もそうですが、海外作品ではなく日本の作品というあたり、ムヒカ大統領の行動が日本人にとって意味が深いのかなと気になります。