先日「マット・ヘイグ氏の“The Midnight Library”が読みたい!」と書きましたが、 本のレビューサイトGoodreadsの “Goodreads Choice Awards” のベストフィクションに選ばれていました。ますます気になる。
Best Fiction 2020 — Goodreads Choice Awards
私は、俳優のサム・ニール氏のSNSでマット・ヘイグ氏のことを知りました。数多くの物語のほかに、ご自身のうつ病経験からの “Reasons to Stay Alive” という作品を発表されていますね。
“Reasons to Stay Alive” は、英語の表紙がシンプルでいいなと思ったので、日本語版を探したら『#生きていく理由 うつヌケの道を、見つけよう』というタイトルで出版されていました。
表紙を見ると、漫画家の田中圭一氏による『うつヌケ』という作品のタイトルと関連しているように見受けられます。原書のタイトルには病名は書かれていないので、「日本では病名をタイトルに入れたほうが売れる」といった判断があるのでしょうか。でも、原書のタイトルに病名が書かれていないことにも、意味があるのではないかと思いました。