金曜日の21:00はNHKラジオ第1で高橋源一郎氏の夜の学校。
「ひみつの本棚」は、和田靜香氏の『時給はいつも最低賃金、これって私のせいですか?国会議員に聞いてみた。』初めて自分が持っている本が出てきて嬉しいです。私はつい先日読み終わったばかりですが、会えるかたにはお貸出ししてみんなで読んで話しあいたい。私も「なぜ君」を観て、私は和田さんみたいに小川氏に直接聞いてみようという行動は起こさなかったけれど、もっと私なりに政治を身近で気軽に話したいと思っているからです。
本のはじめのほうで、ご自身のことを「日本に住む私」と表現されているのを見て、和田さん自身に興味を持ちました。海外ルーツの人から、私のことを「日本人」とくくられてちょっと傷ついた経験や、このとかびるBOOKSで文学賞について触れる時に、単純に「〇〇人」と表現しようとする自分の無自覚な暴力性について考えていたので、この表現に共感したというか。本の途中でこの表現に関連する内容が出てきますが、本全体を通してお人柄がわかるような文章だと思ったし、先月後半から私が興味を持っている番組やSNSでたびたび和田さんを拝見して、すっかり和田さんファンになりました。
次回はご本人が出演されるそうで、とても楽しみです。
「きょうのセンセイ」は、文筆家のモハメド・オマル・アブディン氏。