ギンズバーグ判事が亡くなった日から、さまざまなメディアでギンズバーグ判事の功績が紹介されていますよね。ラジオSession-22にアメリカ政治に詳しいジャーナリストの北丸雄二氏が出演されていて、北丸氏が翻訳されたこの本のことを思い出しました。
今までバラバラにぼんやり知っていたことを大きな歴史の流れから知ることができるので、今年読んでよかった本のひとつです。アメリカだって、いくつもの苦難の道を誰かが一歩一歩切り開いてきているのですよね。
原書のタイトルに “fot Kids” とあるので、もともと子ども向けに書かれた本だとは知っていましたが、たしかに原書は子ども向けっぽい。フォントと写真の使い方ゆえなのか、なんだか教科書っぽく感じます。一番大きく写っているのはハーヴェイ・ミルク氏でしょうか。
日本語の表紙のほうが、さまざまな年齢の人が手に取りやすそうで好きです。内容は結構ボリュームがあるし、子ども向けという書き方でもないので、年齢問わずみんなで一緒に読んで学べる本だと思います。
英語
Gay & Lesbian History for Kids: The Century-Long Struggle for LGBT Rights, With 21 Activities
ペーパーバック
ジェローム・ポーレン
2015.10.01