年末近いと「今年のベスト○○」が色々出てきますね。ついこないだ、TIME誌の「読むべき100冊」の記事がありましたが、今度は同TIME誌の「ベストフィクション10作品」がありました。
川上未映子氏の『夏物語』、松田青子氏の『おばちゃんたちのいるところ』が入っていました。すごいな。この2冊を一緒に見かけることが多くて、仲良し姉妹みたい。
Best Fiction Books of 2020 | Time
日本語で書かれた本が選ばれて嬉しいのは、作家さんが海外で評価されて単純に嬉しいのと、記事が発表されてすぐ「お、まだ読んでなかったけど、読んでみよっ!」と気軽に読むことができること。たまに思い立って原書を手に入れることもあるけれど、日本語より読むの遅いし、ちゃんと理解してない部分もありそうで。やっぱり「翻訳出るかな、出るとしたら来年か再来年かな?」と思うのとは違います。
For US residents, the book is available at bookshop.org.
川上未映子氏
松田青子氏
先日ブッカー賞を受賞した “Shuggie Bain” もありますね。
こちらは、今年のWomen’s Prize for Fictionの最終候補として知りました。